竹内弦楽四重奏団は、ハイドン没後200年の2009年に結成された、首都圏の芸術・音楽大学出身者によるアンサンブルです。ウィーン古典派の様式感を重んじた解釈で、弦楽四重奏本来の対話と響きを追求しています。

演奏会のお知らせ

TSQ2026チラシ

竹内弦楽四重奏団 TSQ2026

東京 9月12日(土)18時半 マリーコンツェルト(中板橋)
浜松 9月22日(祝)18時半 アクトシティ浜松
印田千裕 第1ヴァイオリン
比留間美奈子 第2ヴァイオリン
松尾茉莉 ヴィオラ
竹内康高 チェロ
モーツァルト:ディヴェルティメント ニ長調 K.136(125a)
シューベルト:弦楽四重奏曲 ニ長調 D94
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第3番 ニ長調
全自由席
東京 前売4,000円・当日5,000円
浜松 前売3,000円・当日4,000円
チケット発売日:5月9日

ニ長調の変容 ― モーツァルト、シューベルト、ベートーヴェンの対比

モーツァルト、シューベルト、ベートーヴェンが手がけた、ニ長調の作品を集めたプログラムです。同じ調性という共通の条件のもとで生まれる、三者三様の音楽。古典派から初期ロマン派へと至る響きの違いと書法の変化を、コンパクトにお聴きいただけます。
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過去の演奏会

以下は過去の演奏会の一部です。なお、2020〜2022年は新型コロナウイルス対策のため、公演を行っておりません。

2023
TSQ2023チラシ

竹内弦楽四重奏団 TSQ2023 浜松
11月27日(月)18時半 アクトシティ浜松


ハイドン:ロプコヴィッツ第1番
ベートーヴェン:ヘ長調 Hess 34
モーツァルト:プロシャ王第1番

2019
2019チラシ

メンデルスゾーンとシューマン 室内楽コンサート
10月28日(月)19時 アクトシティ浜松


印田千裕 ヴァイオリン
竹内康高 チェロ
早川聡美 ピアノ
メンデルスゾーン:チェロソナタ第1番
シューマン:ヴァイオリンソナタ第3番
メンデルスゾーン:ピアノトリオ第1番

2018
TSQ2018チラシ

竹内弦楽四重奏団 TSQ2018浜松 弦楽三重奏コンサート
10月25日(木)19時 アクトシティ浜松


印田千裕 ヴァイオリン
松尾茉莉 ヴィオラ
竹内康高 チェロ
J.B.ヴァンハル:弦楽三重奏のためのディヴェルティメント
モーツァルト:弦楽三重奏のためのディヴェルティメント K.563
ヴァイオリン(原曲ファゴット)とチェロのためのソナタ K.196c
ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 ト長調 K.423

育児休業中のメンバーがいたため、弦楽三重奏のコンサートを行いました。
2017
TSQ2017チラシ

2017 竹内弦楽四重奏団


シューベルト:弦楽四重奏曲 ト短調 D173
ドホナーニ:弦楽三重奏のためのセレナーデ Op.10
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第2番 ト長調「挨拶」
2016
2016秋チラシ

2016秋の室内楽シリーズ

第1弾「サン=サーンスとドビュッシー」浜松・鴻巣公演
印田千裕 ヴァイオリン
竹内康高 チェロ
早川聡美 ピアノ

第2弾「ヘルツォーゲンベルク/ブラームスの友」浜松公演
印田千裕 ヴァイオリン
竹内康高 チェロ
山田美帆 ピアノ
フォルクマンチラシ

知られざるロマン派室内楽/フォルクマンとパリー
2月27日(土)18時 アクトシティ浜松


印田千裕 ヴァイオリン
竹内康高 チェロ
石井園子 ピアノ
チャールズ・ヒューバート・H・パリー作曲 チェロソナタ、ヴァイオリンとピアノのための幻想ソナタ
フリードリヒ・ロベルト・フォルクマン作曲 ピアノ三重奏曲第1番 ヘ長調
パリーはイギリスを代表する作曲家で、ワーグナーと親しい半面、ブラームスを敬愛していて、ドイツで二分していた楽派をまたぐようなチェロソナタは必聴。おそらく日本初演。

フリードリヒ・ロベルト・フォルクマン(1815-1883)はドイツの作曲家で、メンデルスゾーンのいるライプツィヒで音楽を学び、ロベルト・シューマンとも親しかった。ハンガリーのブダペストに1841年に移住し、ピアノ三重奏曲第1番を作曲したが、すぐには出版せずに無名のままだった。1850年に作曲したピアノ三重奏曲第2番 作品5は彼を訪問したフランツ・リストに絶賛された。のちに若きブラームスと親しくなった。
2015
バルギールチラシ

バルギール/クララ・シューマンの弟と友人たちの室内楽
11月8日(日)18時 アクトシティ浜松


Vn 印田千裕、Vc 竹内康高、Pf 山田美帆
ブラームス:チェロソナタ第1番
シューマン、ディートリヒ、ブラームス:F.A.Eソナタ
バルギール:ピアノ三重奏曲第1番
クララ・シューマンの異父弟ヴォルデマール・バルギールはクララと親しく育ち、ブラームスとも交流がありました。バルギールのピアノトリオ全楽章はおそらく日本初演。

ドイツ・ロマン派音楽の中心人物はロベルト&クララ・シューマン夫妻である。1853年、ヨアヒムの紹介によりブラームスがシューマン家を訪ね、ロベルトとその弟子ディートリヒとともにFAEソナタを書く。FAE(音名でファ・ラ・ミ)は、ヨアヒムのモットー「自由だが孤独にFrei aber einsam」である。
TSQ2015チラシ

竹内弦楽四重奏団 TSQ2015浜松
4月19日(日)17時 アクトシティ浜松


モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク
カール・シュターミッツ:ニ長調
シューベルト:第11番(旧9番)ト短調 D173
ヤサント・ジャダン:弦楽三重奏曲ト長調
ベートーヴェン:第2番 ト長調「挨拶」
今回はト調を中心に、モチーフの関連する選曲です。作曲家たちは先達の作品をよく勉強していることがわかるでしょう。ジャダンはおそらく日本初演。
2014
ゴーストチラシ

ゴースト/ベートーヴェンの室内楽
11/16(日)14:30 クレアこうのす
11/24(祝)18:00 アクトシティ浜松


印田千裕 ヴァイオリン
竹内康高 チェロ
早川聡美 ピアノ
全曲ともベートーヴェン
チェロソナタ第3番 イ長調(1808)
ヴァイオリンソナタ第1番 ニ長調(1798)
ピアノ三重奏曲第5番 ニ長調「幽霊」(1808)
ベートーヴェンの演奏会はたくさんあっても、ピアノトリオと弦楽器ソナタを並べた企画はあまりない。中期の名曲2曲と初期のヴァイオリンソナタでサンドイッチのようにして、改めてこの大作曲家を味わうと、滅多に国内で味わえない新鮮さが見つかるだろう。
TSQ2014チラシ表 TSQ2014チラシ裏

※チラシ背景はメンデルスゾーン自身が描いた風景画

竹内弦楽四重奏団 TSQ 2014東京
3/9(日)18:20 東京オペラシティ 近江楽堂


モーツァルト:ミラノ四重奏曲 ニ長調 K.155
ヴァンハル:弦楽四重奏曲 ヘ長調 Bryan F6
ショスタコーヴィチ:第1番 ハ長調
シューベルト:弦楽三重奏曲 第1番 D471
F.メンデルスゾーン:第2番 イ短調 Op.13
Ist es wahr? 本当? 君があのブドウ畑のそばの小道で僕を待っているというのは。メンデルスゾーンの弦楽四重奏曲第2番のテーマとなる歌曲より。古典派とショスタコーヴィチが隔たっていると感じている人には、ショスタコーヴィチのこの作品には驚くでしょう。
2013
2013室内楽チラシ表

ショパンそしてデンマーク または知られざるピアノトリオ


印田千裕 ヴァイオリン
竹内康高 チェロ
山田美帆 ピアノ
ショパン:チェロソナタ
ニルス・ゲーゼ:ヴァイオリンソナタ第2番
エミール・ハートマン:ピアノトリオ

アクトシティ浜松およびエプタザールにて
ニルス・ゲーゼ(1817-1890)とエミール・ハートマン(1836-1898)について

1836年、エミール・ハートマンの父であるヨハン・ペーター・エミリウス・ハートマン(1805-1900)はデンマークからドイツやパリへ遊学し、ショパンらと親交を結んだ。そしてデンマーク音楽協会を設立し、デンマーク音楽界の中心人物となった。息子のエミールも話すより先に作曲したという逸話もある神童で、作曲家になった。

ゲーゼはメンデルスゾーンとともにライプツィヒで活躍したデンマーク人のヴァイオリン奏者・作曲家で、1848年のプロイセンとデンマークの戦争勃発後にデンマークへ帰国し、父ハートマンの娘と結婚した。つまりエミール・ハートマンとは義理の兄弟でもある。帰国直後の作品であるヴァイオリンソナタはメンデルスゾーンを思わせるような美しい作品。

エミール・ハートマンは父から作曲理論を教わったのちにドイツへ留学し、非常にしっかりとした構成でピアノトリオを書いているが、デンマークの味が出ている作品。父親譲りのフランスの見事な転調も見受けられる。デンマークの作曲家は日本ではあまり聴かれないが、管弦楽も含めてもっと知られてもよいと思う。そうすれば、彼の同時代のブラームスなど有名な作曲家の作品と合わせて、より深く音楽が味わえるに違いない。
2012
ドイツロマン派 土曜日午後の音楽会チラシ

ドイツロマン派 土曜日午後の音楽会
5/26(土)15時 武蔵ホール


比留間(岸本)美奈子 ヴァイオリン
竹内康高 チェロ
遠藤圭子 ピアノ
F.メンデルスゾーン:チェロソナタ第2番 ニ長調 Op.58
ブラームス:ヴァイオリンソナタ第1番 ト長調「雨の歌」
F.メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調

フランス室内楽チラシ

フランス室内楽 極めつけのコンサート!
12/21(金)19時 アクトシティ浜松
1/19(土)14時半 クレアこうのす

テオドール・デュボワ:チェロソナタ ニ長調
フォーレ:ヴァイオリンソナタ第1番 イ長調
サン=サーンス:ピアノトリオ第1番 ヘ長調
デュボワのチェロソナタは当時のフランス音楽における名品にもかかわらず、ずっとドイツ寄りであった日本では演奏記録すらない。言い換えるとこの後には終楽章のような華麗な転調を伴う作品は世に現れず、まるでバッハが晩年に古いとされたのを連想するが、復活してしかるべき作品であると考える。
→ フランス音楽事情・フォーレについて(解説全文)
TSQ2012チラシ TSQ2012解説(シューベルト自筆譜分析含む)

竹内弦楽四重奏団 TSQ 2012
10/26(金)19時 アクトシティ浜松 音楽工房ホール


シューベルト:弦楽三重奏曲 変ロ長調 D581
シューベルト:弦楽四重奏曲 ハ長調 D32
ショスタコーヴィチ:第1番 ハ長調
F.メンデルスゾーン:第6番 ヘ短調
シューベルトの弦楽三重奏曲 D581には第1稿と第2稿が存在するが、今回は第1稿を基準に演奏する。第1稿は音量指定などが不十分な半面、自由度が高く、両方の自筆譜を見比べる必要がある作品である。シューベルト ハ長調 D32は母が亡くなった時、メンデルスゾーンの第6番は姉が亡くなった時の作品で、ショスタコーヴィチの第1番は長男が生まれた時の作品。三作品に通ずる要素も多い。
2011
TSQ2011チラシ表(横長) TSQ2011チラシ裏(メンバー確定)

竹内弦楽四重奏団 TSQ 2011 全額チャリティ
11/19(土)東京オペラシティ近江楽堂 18:30開演

モーツァルト:弦楽四重奏曲第8番 ヘ長調 KV.168
ハイドン:エルデーディ四重奏曲 第3曲 ハ長調「皇帝」HIII:77
シューベルト:弦楽四重奏曲 ハ長調 D32
F.メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲 第6番 ヘ短調 Op. posth.80
チラシ裏にはこの公演から現在まで変わっていないメンバー構成が記録されている。

エルデーディ伯爵に献呈された「皇帝」では、Gott erhalte Franz, den Kaiser(神よ、皇帝フランツを守りたまえ)の頭文字GEFDCから冒頭ソミファレドの音型が成り立つ。120年後にハプスブルク家の没落に伴い、ヴァイマル共和国の国歌に採用され、ドイツ国歌として現在に引き継がれている。

シューベルト ハ長調 D32は各楽章がタランテラ、シチリアーノ、パスピエ、ワルツという古典組曲のような構成。舞曲を知らないと弾けない作品だが、真の評価をいまだに得ていない。メンデルスゾーン第6番はロマン派の弦楽四重奏曲として最高峰の名品。
Save East Japan チラシ

Save East Japan 室内楽コンサート
12/10(土)アクトシティ浜松 音楽工房ホール 18:30

S. ラフマニノフ:チェロソナタ ト短調
E. ショーソン:詩曲 Op.25
J. ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番 ロ長調

印田千裕 ヴァイオリン
竹内康高 チェロ
山田美帆 ピアノ
S.E.J(Save East Japan 東日本を救え)にちなみ、S, E, Jの名を持つ作曲家によるプログラム。それぞれの名はセルゲイ、エルンスト、ヨハネスです。入場料は全額を日本赤十字社へ震災義援金として寄付しました。
2010
2010後期チラシ

TSQ 2010
10/29(金)東京オペラシティ近江楽堂 19:00
11/28(日)アクトシティ浜松 17:30

ハイドン:弦楽三重奏曲ト長調 Hob.V:20
ハイドン:太陽四重奏曲第5番ヘ短調 Hob.III:35
ボッケリーニ:弦楽四重奏曲ニ長調 Op.8-1 G.165
モーツァルト:ハイドンセット第6番ハ長調「不協和音」K.465

当日配布プログラム(解説・縦長)